蔵元概要
蔵元名：酔鯨酒造株式会社
所在地：高知県高知市長浜566-1（長浜蔵）
製造場所在地：高知県土佐市甲原2001-1（土佐蔵）
代表者：大倉 広邦（代表取締役）
杜氏：松本 誠二
創業年：1872年（明治5年）
生産石数：4,800石
代表銘柄：酔鯨（すいげい）
蔵の歴史
1872年（明治5年）創業。1972年より酔鯨酒造株式会社として、銘柄「酔鯨」の製造・販売を行っています。2018年にはさらなる品質向上を目指し、土佐市甲原に竣工した土佐蔵（新蔵）には、地域の発展とともに歩む蔵として、ギャラリー・イベント開催スペースを併設しています。最新の醸造設備を導入し、精米から瓶詰まで一貫生産しています。また、ここ数年で変化する市場のニーズに対応し、特別なハレの日にも日本酒を選んでもらいたいとの思いから、華やかな食卓にマッチするハイエンドシリーズの企画製造にも取り組んでいます。その他、「ENJOY SAKE LIFE」をテーマに、日本酒の楽しみ方を知っていただくワークショップや利き酒会などを国内外で開催しています。世界の食文化にインパクトを与えることのできる、新しい日本酒の製造に挑戦し続ける蔵元です。
蔵の環境
仕込み水に使用する高知市北部・土佐山地区の湧き水は、降雨量が多く、水資源の豊かな高知県にあっても水量の豊富な鏡川上流域の源流水であり、環境省の「平成の名水百選」に選ばれています。また、原料米は、地元高知県産の「吟の夢」をはじめ、全国各地より厳選された酒米を取り寄せ、自社精米しています。
酒質の特徴
穏やかな香りと、素材の旨味にキレの良い爽やかな酸味やインパクトを与える苦みなど、五味のバランスを生かす事で、和洋を問わず合わせるお料理の美味しさを引き出しながら杯を重ねられるお酒に仕上がっております。
酒造りへのこだわり
全ての造りにおいて「適切なサイズでの少量仕込み」、「しっかり造った麹による健全な発酵」の2点を心がけています。少量で仕込むことで細やかな温度管理が可能となり、麹をしっかり造ることで健全な発酵が実現します。
杜氏より一言
食中酒としての品質を追求し、酸味と旨味のある飲み飽きしないお酒を、細部にまでこだわり丁寧に造っています。
銘柄の由来
土佐藩主 山内容堂侯は、酒を愛し、詩を書く際の雅号が「鯨海酔侯」でした。この雅号より二文字を頂戴し、清酒「酔鯨」としました。
受賞歴
2018IWC 酔鯨純米大吟醸DAITO Gold
