蔵元概要
蔵元名:酒田酒造株式会社
所在地:山形県酒田市日吉町2-3-25
代表者:佐藤 正一(代表取締役社長)
杜氏:佐藤 正一(山形)
創業年:1946年(昭和21年)
生産石数:非公開
取扱い銘柄:上喜元(じょうきげん)
蔵の歴史
昭和21年、江戸時代より続く5つの蔵元が合併して酒田酒造が誕生しました。現在では吟醸造りをした市販酒が一般的になりましたが、まだその醸造法が鑑評会用とされ山田錦などの上級酒米が入手困難であった時代から、独自に市販用吟醸酒造りに取り組んできました。
最先端の技術と古来の製法を組み合わせた醸造法と、30種類の酒米、数種類の麹菌・酵母から生み出されるお酒の中に必ず飲み手に最適な一本があると信じ、日々醸し続けます。
蔵の環境
かつて北前船の寄港地として栄えた山形県酒田市に蔵を構えます。東北の名峰「鳥海山」が育む伏流水を仕込み水に、冬の厳しい寒さの中で醸します。
酒質の特徴
海に面する地域に位置する蔵元らしく、魚料理に合う、酸味と旨味を念頭に置いた食中酒です。
酒造りへのこだわり
最新鋭の濾過器を駆使し、常に最適な水を仕込みに使用しています。また、全国から厳選した毎年30種に及ぶ酒米に適した麹菌、酵母の研究を重ね、酒米それぞれに最適な醸造法を追求する方針を貫いてきました。蔵人一同全身全霊で醸した先には、皆様の笑顔があると願っています。
杜氏より一言
困難な時代になりましたが、一瞬でも喜びを感じて頂けるような酒造りを貫いていきます。
銘柄の由来
『上』質な『喜』びの『元』になる日本酒をお客様にお届けしたいという思いから、「上喜元」と名付けました。