蔵元概要
蔵元名:株式会社みいの寿
所在地:福岡県三井郡大刀洗町栄田1067-2
代表者:井上 茂康 (代表取締役)
杜氏:井上 宰継
創業年:大正11年(1922年)
生産石数:880石
代表銘柄:三井の寿(みいのことぶき)
蔵の歴史
1922年(大正11年)創業。1980年代後半から純米酒造りに重きを置き、1996年には当時「山田錦=吟醸用の酒米」と考えられていた中で、贅沢にも70%精米(当時、純米酒の基準は精米歩合70%以下)で山廃純米酒を醸し、酒業界の一部から批判された過去を持ちます。また、1989年(平成元年)から冷蔵設備を導入し、現在では800石まで冷蔵貯蔵が可能になりました。2002年より蔵元杜氏制度を導入したことでさらに品質が向上し、2019年までに全国新酒鑑評会において金賞11回、入賞6回という入賞率9割以上を誇ります。その他、福岡県酒類鑑評会では8年連続金賞以上(県知事賞や県議会議長賞)を受賞しています。
蔵の環境
のどかな美田の広がる筑後平野の北東部に位置する福岡県三井郡大刀洗町、九州最大の河川・筑後川に注ぐ小石原川の清流沿いに蔵を構えます。
酒質の特徴
毎年10種類ほどの酒米を、それぞれの特徴により仕込み配合を変えて醸しています。軽やかな酒質から重厚感のある酒質まで幅広く造り、味噌や醤油等の発酵調味料と合う味わいを目指しています。
酒造りへのこだわり
香り高いお酒から酵母無添加の濃厚な味わいのお酒まで、フルコースとのペアリングを全て「三井の寿」でできるほどバラエティに富んだお酒を醸しますが、「味わいにキレがある」という共通点を持ちます。そのキレを生み出すのは、酒造りの中で“料理人”といえる「麹」です。「料理人(麹)が材料(酒米)を調理して、人(酵母)に食べさせる。いくら良い材料(酒米)があっても、良い料理人(麹)がいないと人(酵母)に美味しく食べてもらえません。」そのため、当蔵では丁寧な手造りによる麹にこだわります。
杜氏より一言
酒造りは「科学のセンスと情熱だ!!」
銘柄の由来
三井郡大刀洗町は江戸時代の参勤交代の街道に当たり、その沿道には平安時代を起源とする三つの古い湧き井戸があることから、一帯は三井郡と呼ばれ、銘柄「三井の寿」はこれにならって名付けられました。