蔵元概要
蔵元名：寒紅梅酒造株式会社
所在地：三重県津市栗真中山町433番地
代表者：増田 慶次
杜氏：増田 明弘
創業年：1854年（安政元年）
取扱い銘柄：寒紅梅（かんこうばい）
蔵の歴史
安政元年（1854年）創業。わずか250石の小さな蔵です。7代目の増田明弘氏を中心に手間暇を惜しまず、代々受け継いできた変わらぬ手作業による酒造りを続けています。
2010年、「東一」醸造元・五町田酒造の醸造責任者であった勝木慶一郎氏（現・松本酒造 特別顧問）に師事し、23BYより新たな「寒紅梅」が誕生しました。2013年に開催された世界最大規模の市販酒鑑評会「SAKE COMPETITION 2013」では、純米大吟醸部門において第2位（出品数158点、第1位と第3位は「十四代」）に輝くなど躍進を遂げました。
近年は若年層をターゲットに杯を重ねられるお酒を目指し、麹を十分に乾燥させ、冷蔵環境で搾りを行うことにより、酒質の向上とまろやかな味わいを実現させています。今後は、味わい豊かな低アルコール酒の開発、若年層が手に取りたくなるラベルデザインの考案に取り組む予定です。
蔵の環境
伊勢国、旅人と伊勢神宮を結ぶ伊勢別街道沿い（三重県津市）に蔵を構えます。
酒造りへのこだわり
選び抜いた原料米と鈴鹿山脈の澄んだ伏流水を用い、飲み手が心から“旨い”と思えるお酒を目指し一滴一滴に造り手の熱い夢を込めて醸します。
銘柄の由来
寒中の冷たい風に負けず、万花の魁をなして咲く「寒紅梅」のように、綺麗で爽やかな酒ができることを願って命名されました。
