蔵元概要
蔵元名:今里酒造株式会社
所在地:長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷596
代表者:今里 栄子
杜氏:山下 和之
創業年:1772年
取扱い銘柄:六十餘洲(ろくじゅうよしゅう)
蔵の歴史
1772年創業。江戸時代後期から続く、一部が国の登録有形文化財に登録された蔵で、創業以来、手造りの酒を追求し、風土に根づいた米・水にこだわり、味わい深い日本酒を蔵人一丸となって造り続けています。
10数年前から蔵内整備、冷蔵庫内での上槽、良質な蒸米を作り出す独自の甑の導入など、さらなる品質の向上に取り組んできました。近年では、IWC 2016 Silver受賞、IWC 2019 Gold受賞、SAKE COMPETITION 2019 Silver受賞など国内外で多数の受賞歴を誇ります。
蔵の環境
長崎県の北東部、周囲を山々に囲まれた静かな盆地である波佐見町に蔵を構えます。使用する酒米の大部分は、地元農家と連携した契約栽培です。また、仕込み期間中は毎日20分ほど離れた場所にある井戸水をタンクローリーで汲みに行き、仕込み水として使用しています。
酒質の特徴
穏やかな香りとやさしい旨味があり、和食・洋食など幅広い料理と合わせていただけるお酒を目指しています。幅広い世代に飲んでいただきたいお酒です。
酒造りへのこだわり
地元産の酒米をできるだけ多く使用し、手造りにこだわっています。香りと味わいのバランスのよい酒造りを心がけています。
杜氏より一言
手造りで丁寧に醸造しています。やさしい旨味があり、後口のキレが良く飲み飽きしない味わいです。
銘柄の由来
銘柄「六十餘洲」は、かつて日本に六十余りの国々があったことから「日本全国」を意味し、日本中の皆様に飲んで頂きたいという想いを込めて名付けられました。