先日「うすはり」グラスを製造する松徳硝子さんに見学にうかがいました。工場は東京下町の墨田区錦糸町にあります。社長の村松さんは3代目。外見は穏やかですが大変エネルギッシュな方で、「うすはり」を世界に広める原動力です。
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まずは社長のお話から。
〜エコへのこだわり〜
@地球温暖化防止
工場の火は365日、24時間燃えているので、年間800トンの二酸化炭素を排出している。今はグリーン植林募金をしているが、将来的にはゼロを目指している。
A水質汚染への配慮
クリスタルにはもともと鉛を使っていたが、ガラスを水洗いするときに鉛が流出してしまうので、2005年から鉛クリスタルの製作をを中止。バリウムクリスタルを作っている。
※鉛を入れるとガラスにつやが出て、やわらかくなる。また、はじいたときの音が良くなる。
※バリウムは胃のレントゲンのときに飲むバリウム。人間が飲んでもすべて排出される。
鉛との唯一の違いは硬さ。(硬くなる→加工があまりできない)
Be-glass
蛍光管をリサイクルしてグラスに加工。
※蛍光管には有害物質である水銀が含まれているのに、日本では年間4トンも埋め立てている。問題意識が低すぎる!
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