■蔵について |
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◇蔵の歴史 |
新
澤醸造店はササニシキ・ひとめぼれ発祥の地・大崎平野の南に位置します。東日本大震災により蔵は全壊し、製造部は柴田郡川崎町に移転しましたが、大自然の
清涼な空気と水に恵まれた風土の中、30代中心の蔵人が真摯に酒造りと向き合っています。詩人・土井晩翠がこよなく愛した酒としても有名で、「館山の
頂開く 酒むしろ 愛宕の松の 薫いみじく」という詩を書き残しています。
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◇蔵の環境 |
米
の仕入先の大部分を地元契約農家が占め、さらに自社精米により高品質で安全・確実な流通を実現させています。また、旧蔵の近くには宮城県産業技術総合セン
ターがあり、定期的に技術指導を受けることで蔵人の五感を鍛えています。新蔵の設計には全国の蔵を訪ね回って得たヒントを随所に生かし、導線が格段に良く
なりました。震災から1年、酒造りに集中できる環境がようやく整いました。
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◇酒質の特徴 |
「究極の食中酒」をテーマに、食を引き立てる名脇役を目指しています。
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◇酒造りへのこだわり |
徹底した品質管理こそが当蔵の一番の特徴です。契約栽培から始まる流通を確立し、お酒を搾った後の温度管理を全商品-5度で行っています。熟成のタイミングを見極め、少し若目の状態で出荷することにより、消費者の口に入る瞬間にお酒のピークを合わせています。
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◇ここが自慢 |
2009年から4年連続で日本航空国際線のファーストクラスに搭載されています。2010年にはFIFAワールドカップ南アフリカ大会公認のお酒に選ばれました。
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◇社名・銘柄の由来 |
「伯楽星」という銘柄は、「千里走る馬はいれども、それを見つけ出す人材の方が大切だ」という人の眼力を説いた中国のことわざと、地元の町に伝わる駿馬の伝説から命名されました。消費者の方々に、お酒の品質を見抜いていただこうという気持ちが込められています。
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