■蔵について |
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◇蔵の歴史 |
プロのスノーボーダー
を目指していた現蔵元が、父親が携わっていた日本酒の魅力に惹かれ、共に酒造りを始めました。が、オーナーとの経営方針の相違で親子とも退職。しかし、酒
造りへの思いを断ち切れず、平成15年に地元からスポンサーを募って廃業同然だった菱友醸造(大正元年創業)を買収し、新たな経営陣にてスタートしまし
た。
うまい酒を造るためにとことんこだわる若い蔵です。
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◇蔵の環境 |
信州・長野県、諏訪湖の畔に蔵は位置します。7年に一度、勇壮な御柱祭が開催される諏訪大社のお膝元にて、
大正時代より酒造りを行っています。
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◇酒質の特徴 |
「透明感のある酸味」を味わいのコンセプトに掲げ、派手さはないが飲みやすい酒質を目指しています。お酒だ
けが主張するのではなく、料理と自然に調和が取れるように、「味」を太く出し過ぎず、「香り」はごく僅かに香る程度に抑え、「酸」の存在感を最大限に引き
出す味わいバランスを作り上げています。
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◇酒造りへのこだわり |
菱友醸造は21世紀の酒蔵として、仕込みから貯蔵そして皆様がお酒を口にする瞬間まで、考え得る全ての事に
対しこだわりを持ち、その「こだわりをこだわり抜く姿勢」こそが大切だと考えています。2006年からは、長野県木島平村でのみ作られている酒米・金紋錦
による造りに特化し、全国に8場しかない金紋錦使用蔵の1つとして、また地元信州の蔵元としてその魅力を伝えています。
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◇ここが自慢 |
伝統を守りつつ日本酒の新たな可能性に積極的に取り組むチャレンジ精神を大切に酒造りに取り組んでいます。
2009年よりJAL国際線ビジネスクラスに3年連続で搭載され、2010年にはFIFAワールドカップ南アフリカ大会公認の日本酒にも選ばれました。
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◇社名・銘柄の由来 |
酒名「御湖鶴」は、「湖の上で舞う鶴」という意
味が込められています。初代創業者がある夜、諏訪湖に飛来し一服の安らぎをとる鶴の華麗さを夢見て命名しました。
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